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シーリング工事の重要性について 川田建装は適正な施工を致します






シーリング(コーキング)について







適正なシーリング工事とは?







「シーリング」と「コーキング」の違いは?




一般の方としてはコーキングと表現される方が




多いです。




シーリングと同意義語で「コーキング」




とあります




が、シーリング(sealing)はSEAL(シール)つまり




封印するから来た言葉です。




コーキングは英語のコーク(caulk)から来た言葉




となります。




 〇シーリング材(建築用はJIS A5758で規定)




構造体の目地・間げき(隙)部分に充填して防水




性、気密性などの機能を発揮させる材料です。




〇油性コーキング剤(建築用はJIS A5751で規定




されていたが現在廃止)




展色材(天然樹脂、合成樹脂、アルキド樹脂など)




と鉱物質充填剤(炭酸カルシウムなど)を混合して




製造したペースト状のシーリング材。




相対変位の小さな目地のシールに使用される。




鉱物質充填剤として、石綿は現在使用が禁止




されている。




上記のことを考慮して考えると、建築分野では




目地や亀裂、窪みなどを充填材として封印し、




気密や水密を守る役割をしていますから、




どちらかというとシーリングの方が正しいような




気がします。




しかし、コーキングも同意義として使いますか




ら、決して間違いではないです。




ゼネコン業者さんの現場等ではシーリング工事




が一般的で、町場の工事のみの経験者の方は、




コーキング工事ということが多い印象です。




一般の方はコーキング。施工のプロはシーリング




と呼びます。




 改修工事の適正なシーリング工事とは?




〇サイディングの場合




・既存のシーリング材はすべて撤去致します。




これは通常の作業です。最近よく聞くのが窓廻り




は撤去せずに増し打ちします。




という内容。




その理由として、・窓のサッシに傷がつくから。




・撤去するとサッシが歪むから。




・窓廻りは傷んでいないから。




・窓廻りを撤去すると壁に傷がつくから。




など・・・




はっきりと言いますが、上記内容は業者さん




が「楽」をしたいから、




または「手抜き」をしたいから。




と申しても過言ではないでしょう。




塗装の営業をして『この壁はチョーキングし




ているから塗替えましょう』




と言っているのに、同じ年数を使用したシー




リング材は劣化が少ない




そんなことはないでしょう。




既存シーリング材のうえに増し打ちなどした




としても、打ちしろがない部分に擦るわけで




すから、厚みが確保されません。




また、相間剥離という剥離状態となる可能性




がございます。




いわば不具合の原因となるのです。




基本的に、シーリング材の厚みは10mm確保




しないと耐久性が見込めません。




早期破断や界面剥離などといった症状となります。




飛び込み営業で来た方や、チラシで問い合わせ




た業者さん、集客だけして外注業者さんへ丸投




げするような業者さんには、、




『特にご注意くださいませ!』




不安を煽るような言い方や、無知なのにあた




かも正しい内容のような言い回しをしてきま




すから・・・あぶないですよ最近は。。。




知ったふりして自社施工などしている塗装業者




さんには特にご注意くださいね。。。




【防水業の許可もない】




【シーリング技能士でもない】




 改修工事の適正なシーリング工事とは?

 



     ☆サイディングの場合☆




まず既存シーリング材はすべて撤去致します。




窓廻りもすべてです。その後テーピングを




施します。


    




適正に撤去すると、このぐらいは通常で産廃




がでます。


  




板と板の間の目地部で、ハットジョイナー部に




ボンドブレーカーが無い場合や無くなった場合




は、新規でボンドブレーカーを貼ります。


     



サイディング板は、板の小口面と小口面の




2面を接着致します。




目地奥に接着させてしまうと3面接着となり、




早期の破断や界面剥離が生じてしまいますの




でご注意ください。




ボンドブレーカーは、目地奥に新規シーリング




材を接着させない為に貼ります。




新築時に施工されているハットジョイナーに貼




られているボンドブレーカーが残っている場合




は必要ございません。




このようなことも、無知な業者さんや職人さん




がいらっしゃいます。




また、知っていても目先の儲けを考えて施工致




しませんし、気にもしません。。




『まぁ〜えぇやろ〜』




そんな感じです(笑)




何故ならお客様目線の工事ではなく、自らの




楽や手抜きがしたいからです。




気にもしない=無知なのかもしれません。。




テーピングが終わると、次にプライマー塗布です。


  




プライマーを塗布した部分は、その日に充填して




しまいます。




充填したら均す作業を行い、テープを撤去して完




了です。


    




この内容は、シーリング工事を先行して行い、




その後しっかり乾燥させてから塗装する




といった、『先打ち』の内容です。




乾燥期間はしっかりと設けなければ、早期で不




具合が発生してしまうので注意が必要です。




塗装後はこちらです。


     




適正な乾燥期間を設け、適正な塗り回数と




適正な塗布量が塗装された状態になってこそ、




本来改修工事を行う目的ですよね。




この内容が『お客様目線の工事』なのです。




メリットばかりを言い、ただ安いだけの業者さん




にはご注意を!!




知らないからといって手抜きされますから




ご注意くださいませ。




また、塗装後に施工する『後打ち』や




『化粧打ち』という内容もございます。


  




こちらは多彩模様仕上げを施しています。




多彩模様仕上げや、クリヤー塗装といった




塗料は、若干固い塗料です。




よって、新規シーリング材のような柔らかい




材料のうえに塗装を施してしまうと、シーリング




材のうえに塗装した塗膜が割れてしまいます。




シーリング材が充填されている部位は、緩衝部




分となり動きが想定される部位となります。




動きがある=塗膜も動く=固い塗料は割れると




いう内容となり不具合となります。




塗装後に『後打ち』する。




または『化粧打ち』する




といった内容が、望ましい内容となるのです。




新規シーリング材を充填した部分に塗装しな




いと、劣化が早いんじゃないの?




と疑問がでますが、塗装できるシーリング材は




塗装しないと長持ちしません。




塗装しなくても耐候性能があるシーリング材




は、塗料で塗装してしまうと、ブリード(汚染)




が発生し黒く変色したり、ベタつきが発生して




きたりしてしまいます。




見かけたことないですか?塗装しているのに、




シーリング材のうえだけ変色している症状?




適材適所な材料選定と施工仕様が大切とな




ります。




他社さんで施工され、不具合が発生したとい




うご相談物件では、シーリング材のうえにクリ




ヤーを塗装していたり、多彩模様塗料を塗装




して割れていたりと、悲しい状態となっている




ことが多いです。




こちらが「後打ち」施工後です。


    




塗装しませんから、勿論綺麗に仕上げます。




以上がサイディング編のシーリング工事内容




でした。





  ☆ALC板の場合☆


ALC板とは珪石、セメント、生石灰、発砲剤の




アルミ粉末を主原料とし、高温高圧蒸気養生




という独自の製法による軽量気泡コンクリート




建材です。




不燃材料で、耐火構造などの仕様や認定を有し




ています。




無機質な原料からつくられる為、万一の火災に




も有毒なガスや煙を出すことはありません。




耐火性を備えたパネル建材として最も普及し




ているのがALCパネルです。




ALCパネルの内部には、補強材として特殊防




錆処理を施した鉄筋マットやメタルラス




(スチール製の金網)が組み込まれています。




補強材を外壁、間仕切壁、床、屋根など使用




部位に応じて配筋することで、使用上十分な




強度を発揮致します。

  



まずはALC板の特徴と説明でした。




ALC板及びパネルには、板間や窓廻り、各所




端末にシーリング材が充填されています。




サイディング板とは違い、ALC板はシーリング




材で止水されているといっても過言ではござ




いません。




勿論、適正な雨仕舞として透湿防水シートが




貼られていて、窓廻りにブチルテープが適正




に貼られている場合は別の考え方になりますが




昔の施工の場合は2次防水がしっかりと施工さ




れていないという内容が多いです。




よって、1次防水のシーリング材に切れや破断




が多くなると、雨水の浸入が懸念されるように




なってまいります。




よく無知な業者さんや、悪徳な手口での業者さ




んや職人さんになると




単純にシーリング材が切れていたり、剥がれや




破断があると、、




「雨漏りしますから早期に修繕が必要」




という【完全なる大嘘!】いや【詐欺】の内容を




申しますので、これもこれで注意が必要です。




では、ここからALC板へのシーリング改修に




ついて綴ってまいります。


  




上記のようなパネルがALC板となり、板間や




サッシ廻り、各所端末にシーリング材が充填さ




れています。




新築時のままの場合は板間は打ちしろが多少




あり、増し打ちすることが多いです。




しかし、既存シーリング材が塗料と相性が悪い




材料を充填していたり、新築時の施工が不十分




で剥がれが生じていたりすると、完全撤去が望ま




しくなります。




私どもは古いシーリング材を使用したくないので




完全撤去をしています。


      




撤去する際、壁素材を傷めないように撤去す




ることもポイント。




私どもはALC板の癖や特徴を理解しています




ので得意ですが、理想は完全撤去が望まし




いですね。




十分な打ちしろを確保する為です。




勿論、窓廻りは特に完全撤去しないといけません。


  


窓廻りに増し打ちといっても、全くといって良い




ほど打ちしろなどございませんからね。。。




『ただの塗装屋さん』はただ塗装するだけの無




知な方が多いので、傷んでないから塗装で




十分です。




防水機能や弾力のある塗料だから撤去する




必要がないなど、、、




『お客様目線ではなく』 『業者側目線の楽な




施工』をされるので注意が必要です。




本当に。。はっきり申しあげますが




「手抜き工事」です。




その後は新規テーピング、プライマー塗布と




なります。




このプライマー塗布が、密着の為に重要な




工程となります。


  




ここからようやく新規シーリング材の充填です。




エアー(空気)が入らないようにしっかり充填し




ていきます。




エアーが混入すると、施工後プクプクと膨らむ




施工不良となります。


  




その後均し作業。綺麗な平滑面にしていきます。




新規シーリングは面打ち・面落ちといった方法が




ございますが割愛致します。


    




充填後は十分な乾燥期間を設けてから塗装と




いう工程となります。




塗装後がこちら。


  




ここまでの工程が、スタンダード(普通)なALC板




外壁の改修塗装方法となります。




塗料が高級だからとか、塗装する腕が良いとか




次元の違う内容となり、重要なことは




【下地処理が重要なんです】






 ☆陶磁器タイル面の場合☆




躯体構造がRC造の外壁に陶磁器タイル貼り




の物件が多くございます




県内では少ないですが、中にはALC板に




陶磁器タイルを貼っていると建物の挙動が




発生した場合にタイル下に弱点ができ雨水




浸入が発生したりしてきます。




話を戻すとRC造の場合、コンクリートの打継




目地に合わせて陶磁器タイルを貼り、伸縮目




地を設けることが通常です。




躯体の挙動や乾燥収縮による伸縮からタイル




面を保護し、タイルのクラック(ひび割れ)




を防ぐ為に機能しています。




上記に綴りました打継目地とは別にタイル目地




という部分となります。




タイル目地も様々で、幅が20mm〜30mm程度、




深さ15mm程度という設計となり、シーリング処




理が施されています。




露出しているシーリング材は、紫外線等の影響




で劣化してまいります。




材料の種類により異なりますが、およそ12年程




度で油分が抜け、伸縮性のあったシーリング材




が硬くなり、破断や剥がれが生じてまいります。




こちらも増し打ちなどといっ内容がございますが




これも打ちしろがない場合のみとなり、『撤去及




び新規シーリング材の充填』が望ましいです。




陶磁器タイル面のシーリングが劣化した状況。


  




上記画像はマンションの外壁に貼っている陶磁




器タイル目地に充填しているシーリング材が劣




化している状況です。




破断や剥離が見受けられ、無くなっている部分




もございます。




適正な改修工事を行うと、まず既存シーリング




材の撤去を行います。




その後テーピング。


  




綺麗に撤去し、清掃してからテーピング致します。




その後密着の為にプライマー塗布。




シーリングもプライマーがとても重要な工程と




なります。


  




その後は新規シーリング充填。充填後は均し




作業を行い完了。


  




タイル目地のシーリングもエアー混入しない




ように施工が大切。




エアー混入すると早期不具合が発生致します




ので注意が必要です。




こちらもRC造某ビル様外壁陶磁器タイル




面です。


  




こちらの物件を建築された事業者様は某スーパ




ーゼネコン様。




各所雨漏りが発生していたことで、ビルオーナー




様より弊社へ改修依頼を頂戴し入念な改修




工事をさせていただました。




こちらも勿論完全撤去。その後テーピング処理。



   



   



  その後プライマー塗布。



   



   新規シーリング材の充填及び均し。



    



   新規シーリング材の充填及び均し。



  ロスがないよう均します。


     



  シーリング工事工事完了です。



     




シール工事も有資格者が行わないと技術力




の差が生まれます。




荒い施工をされると美観的にも汚いですし、




無知な方が施工すると早期不具合が発生致し




ますから注意が必要です。




因みに、こちらの物件での雨漏り解決はシール




の打替えだけでは直りません。




もっと深い内容での雨漏りでした。




勿論弊社の雨漏り解決率は100%!




完全解決です。







今後はコンクリート編も綴りますのでご興味




がございましたら拝読くださいませ。





   


   

   

一つ一つの施工にこそ『こだわり』。




神経を注いで真心を込めて施工する。

 



これぞ私ども有限会社川田建装の誇り




あり職人魂なのです。

 



あなたの大切なマイホームを必ず守ります。

 



真心こめて新たな命を吹き込み、素材を保護




し延命してみせます。











川田建装の施工に対するスローガン




『すべての施工はお客様の笑顔の為に』









私達にはお客様の笑顔に





『こたえる技術と力』があります





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